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看護師の退職金・各種手当の正しい知識|相場・計算方法・転職前に確認すべきこと

看護師の退職金制度の実態

転職を検討している看護師にとって、退職金の有無と金額は非常に重要なテーマです。しかし、看護師の退職金事情は施設によって大きく異なり、「大病院と中小クリニックでは全く違う」というのが実態です。

一般的に、公立病院・大学病院・大規模病院では退職金制度が整備されており、勤続年数に応じてまとまった額が支給されます。一方、クリニック・小規模診療所・一部の私立病院では退職金制度がない施設も珍しくありません。

退職金の相場|勤続年数別の目安

勤続年数退職金目安(自己都合退職)退職金目安(会社都合・定年)
3年10〜30万円20〜50万円
5年30〜80万円60〜120万円
10年80〜200万円150〜350万円
20年200〜500万円400〜800万円
30年(定年)700〜2000万円以上

退職金の計算方法は「基本給×支給率×勤続年数」が一般的ですが、施設によって計算式が異なります。転職前に就業規則の退職金規程を確認することが重要です。

看護師が受け取れる各種手当の種類

基本給の他に、看護師が受け取れる可能性のある主な手当を整理します。

手当の種類相場注意点
夜勤手当(2交代)1回8,000〜15,000円月の夜勤回数が直接収入に影響
夜勤手当(3交代深夜)1回3,000〜8,000円2交代より1回あたりの額は低め
資格手当月3,000〜30,000円認定看護師・専門看護師は高め
住宅手当月5,000〜50,000円世帯主・持ち家の有無で変わる施設も
通勤手当実費〜月50,000円上限上限金額を事前確認
扶養手当月5,000〜20,000円配偶者・子どもの人数による
オンコール手当1回3,000〜10,000円出動した場合は別途出動手当あり

転職前に必ず確認すべき退職金・手当のチェックリスト

  • 退職金制度の有無(就業規則を確認)
  • 退職金の支給開始となる最低勤続年数(3年未満は出ないケースも多い)
  • 夜勤手当の1回あたりの金額と月の想定回数
  • 資格手当の対象資格と金額
  • 住宅手当の条件(賃貸のみ対象か・持ち家は対象外かなど)
  • 賞与の実績(求人票の「賞与4か月」は基本給ベースか月収総額ベースか確認)

退職金の課税について

退職金は「退職所得」として税優遇があります。勤続年数に応じた退職所得控除が大きく、長く勤めるほど税負担が軽くなる仕組みです。20年勤続で800万円、30年勤続で1,500万円の控除があります。短期間で転職を繰り返すとこの恩恵を受けにくくなります。

まとめ

退職金・各種手当は、看護師の生涯収入に大きな影響を与えます。転職先を選ぶ際は月収だけでなく、退職金の有無・手当の種類・賞与の実態をトータルで比較することが重要です。就業規則の退職金規程を入職前に確認し、不明点は人事担当者に直接質問することをためらわないでください。

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