看護師の離職理由のトップは「人間関係の問題」です。先輩からの厳しい指導・スタッフ間の派閥・師長との確執——職場の人間関係に悩んで転職を考えている方へ、環境を変えるためのコツをお伝えします。
まず「転職すべきかどうか」を判断する
人間関係の問題は転職で解決できる場合とそうでない場合があります。転職を判断する前に以下を確認しましょう。
- 特定の人物(個人)との問題か、職場全体の文化・体質の問題か
- 異動・部署変更で解決できる可能性はあるか
- 人間関係以外(仕事内容・給与・勤務条件)には満足しているか
特定の人物との問題であれば、異動・配置転換で解決できることも。しかし「職場全体の雰囲気・文化が合わない」「ハラスメントが横行している」「管理職が機能していない」場合は、転職が最善の選択肢です。
転職先の人間関係を事前に確認する方法
同じ失敗を繰り返さないために、転職先の職場環境を事前に調べましょう。
転職エージェントに聞く
エージェントは多くの転職者を送り込んでいる施設の内情を把握しています。「職場の雰囲気はどうですか?」「離職率は高いですか?」と率直に聞いてみましょう。
口コミサイトを活用する
「看護師の口コミサイト」には実際に勤務していた方の生の声が掲載されています。ネガティブな口コミが集中している施設は要注意です。
職場見学を申し込む
面接の際に「職場見学をさせていただけますか?」と申し出ましょう。実際に現場を見ることで、スタッフ同士の会話・表情・雰囲気を肌で感じることができます。見学を断る施設は職場環境に自信がない可能性があります。
面接で見極めるチェックポイント
- 面接官(師長・看護部長)の話し方・態度は穏やかか
- 「スタッフの定着率」「平均勤続年数」を聞いたときの反応
- 「新人・中途採用者のフォロー体制」について具体的な説明があるか
- 職場の雰囲気を聞いたときに自信を持って答えられるか
人間関係の良い職場に転職することで、看護師としての仕事への満足度は大きく変わります。「人間関係で辞めた」という経験を次の転職の判断材料にして、自分に合う職場を見つけてください。